はじめに

本ファミリーコンピューター用音源ドライバーをダウンロードしていただき、ありがとうございます。

本ソフトウェアは、ファミリーコンピューターにて音楽・効果音を制御するサウンドドライバーに、 本サウンドドライバー用の音楽・効果音データを作成するMMLコンパイラにて構成されています。
サウンドドライバー本体はライブラリ形式として開発しており、ユーザー様のアプリケーション(ゲームなど)に組み込み可能です。
また、MMLコンパイラは、様々なプレイヤーで再生可能な"NSF music format"への出力もサポートしており、音楽・効果音データの開発工数を削減する事ができます。

ファミコンでの曲つくりに関するトピックスは、mck wikiにてよくまとめられております。
ぜひ、ご参照ください。

別途必要なもの

Windows 2000~

本ソフトウェアに付属のMMLコンパイラは、Windows 2000以降~用の32bitアプリケーションとして開発しています。
従いまして、音楽・効果音データの開発にはWindows 2000以降が稼動しているPCが必要です。

尚、MMLコンパイラはC++にて開発されており、ソースファイルもアーカイブに含まれています。
ご自身でビルドして頂ければ、マッキントシュ、Linux等でもご利用いただけます。

また、付属のMMLコンパイラ(nsc.exe)は、 Microsoft Visual C++.net 2003にてビルドされております。

NSFプレイヤー

NSF music formatを再生する場合には、別途、NSFプレイヤーが必要となります。
本アーカイブには含まれておりませんので、別途、ご用意ください。

テキストエディタ

本ソフトウェアには、IDE(統合開発環境)はありません。
音楽・効果音データの作成は、何らかのテキストエディタでMMLを記述していただき、 その後コマンドプロンプトからMMLコンパイラを実行してください。

⊿PCMファイル(*.dmc)の開発環境

本アーカイブには含まれておりませんので、別途、ご用意ください。

開発環境

音源ドライバー nsd.lib は、6502クロス開発環境cc65 にて開発しており、オブジェクト・ライブラリとして配布しています。
本音源ドライバーを用いたファミコン用アプリケーション(ゲームなど)を開発するには、別途、 6502クロス開発環境cc65が必要となります。