MML reference: Gate time

定義(Define)

        Qgate-quantize
        qgate-time
        ugate-length

引数(Inputs)

gate-quantize (`Q'命令の引数)

発音長を、音長 × gate-quantize ÷ #Qmaxコマンドの数値[tick]にします。
1~#Qmaxコマンドの範囲で指定してください。
MMLコンパイラの疑似命令であり、以下の q コマンドにより機能を実現しています。
そのため、q コマンドと同時に使用する事はできません。

gate-time (`q'命令の引数)

発音長を、gate-time[tick]だけ短くします。
0~255の範囲で指定してください。(Default: gate-time = 0)
0で無効です。
Q コマンドを使っていた場合、このコマンドにより解除されます。

gate-length (`u'命令の引数)

実際の発音音長。
gate-length分音符となります。
.を付与することで付点の音長を表現可能です。
この.は複数指定可能です。

数値の頭に%を記述した場合は、gate-length[Tick]の長さとなります。

また、演算子 + 及び - を用いて音長の加減算が可能です。

0で無効です。(Default: gate-length = 0)

内容(Contents)

発音のノートオフを早める機能です。
q,u 命令によるゲートタイムは、発音時間が短い方が優先されます

注意(Notes)

例(Sample)

    q3     /* gate time = 3 tick */
    u4     /* a quarter note */