MMLコンパイラ(nsc.exe)

テキストで記述されたMMLファイルを、本音源ドライバーNSD.Lib用の曲データに変換するコンパイラーです。
アセンブリ言語への出力のほか、NSF music formatへの出力に対応しています。
本MMLコンパイラでは、1つのMMLファイルに複数の曲を記述することが可能です。
これは、異なる曲で同じエンベロープ、サブルーチンを使用する際に、曲データのバイナリサイズを軽減する事ができます。

アーカイブ中の"nsc.exe"は、Microsoft(R) Windows用の実行ファイル(32bit Application)です。
MMLコンパイラは、C++の標準関数のみを使用して開発しており、様々な環境にてビルドする事が可能です。
現状、Microsoft Visual C++.net 2003, 2008, gccにてビルドできることを確認しています。

This MML compiler can convert from the text file that witten MML to music data for NSD.lib.
MML file can have some music sequence data.
This can make small file bacause some music sequence data can use the same envelope data and voice data.

"nsd.exe" in archive is execute file for Microsoft(R) Windows (32bit application).
But, it develope by C++ language with only standard function.

コマンドラインオプション(Command line option)

概要(Overview)

詳細(Detail)

ストトン表記

日本語で音楽を記述するための構文です。
MML表記よりはできる事に限りがありますが、簡単に音楽を打ち込むことができます。

全体のコマンド

mmlファイルの全体的な書き方のリファレンスです。

音楽・効果音の記法

実際に曲データを書く部分の説明です。

音量推移(エンベロープ)パターンの記法

曲で使う音量変化を定義する部分の説明です。

音程推移(ビブラート)パターンの記法

曲で使う音程変化を定義する部分の説明です。

MML文法(Syntax of MML)

共通のコマンド

曲や効果音の設定・記述をするためのコマンド群です。

NSF music formatを出力する際に有効なコマンド

NSF music format用の設定コマンドです。
多くのコマンドは、NSFへビルドする際に、NSFヘッダーに設定されます。

アセンブリ言語ソースを出力する際に有効なコマンド

アセンブリ言語ソースにて出力する際の設定コマンドです。
主に、6502開発環境"cc65"に付属の、アセンブラ"ca65.exe"用の疑似命令の出力を制御します。
ユーザー・アプリケーションに組み込む場合に、設定して下さい。

数値の記法

0~9で始まる数値は、10進数とみなします。
$で始まる数値は、16進数とみなします。
%で始まる数値は、2進数とみなします。

Tips

nes.exeが出力するアセンブリ言語ソースについて

ラベル・シンボル(Label and Symbol)