MML reference: Octave

定義(Define)

        ooctave

引数(Inputs)

octave

オクターブです。1~8の範囲(o4=中央)で指定してください。(Default: octave = 4)

内容(Contents)

オクターブを指定します。
なお、音源によって、オクターブが異なりますので注意して下さい。

音源 オクターブ
APU パルス波 指定通り
APU 三角波 1オクターブ低くなります。
APU ノイズ
APU ⊿PCM
FDS 2オクターブ低くなります。
VRC6 パルス波 指定通り
VRC6 鋸波 指定通り
VRC7 1オクターブ低くなります。
MMC5 指定通り
n163 別途、n106 / n163 の使い方をご参照ください。
Sunsoft 5B 1オクターブ低くなります。

音源により、発音可能範囲が異なります。

音源 発音可能範囲(実音)
APU パルス波 o1a~
APU 三角波 o1a~(o0a~)
APU ノイズ
APU ⊿PCM
FDS o1c~(o-1c~)
VRC6 パルス波 o1c~
VRC6 鋸波 o1c~
VRC7 o1c~(音色により異なる)
MMC5 o1a~
n163 ~o8a(設定により異なる)
Sunsoft 5B o1c~(o0c~)

注意(Notes)

2A03(内蔵音源)は高い音程になるほど、音程が悪く(音痴に)なります。
o6で、楽器初心者が演奏したようなピッチになり、
o7では、場合によっては音階そのものが違ってきます。

無限ループやリピートで戻った際も適用されますので、注意してください。

例(Sample)

    o4     /* octave = 4 */