MML reference: Note

定義(Define)

        a(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        b(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        c(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        d(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        e(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        f(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)
        g(Accidentals)(length)(Tai/Slur|,Gatetime)

引数(Inputs)

音名以外は省略可能です。

Note

a …
A, La, ラ
b …
H, Si, シ
c …
C, Do, ド
d …
D, Re, レ
e …
E, Mi, ミ
f …
F, Fa, ファ
g …
G, Sol, ソ

Accidentals

+ …
♯ Sharp
# …
♯ Sharp
- …
♭ Flat
= …
♮ Natural
* …
♮ Natural

Length

音長。
length分音符となります。
.を付与することで付点の音長を表現可能です。
この.は複数指定可能です。
付点のみを付けた場合は、lコマンドで指定した数値に付点が付いた音長となります。

数値の頭に%を記述した場合は、length[Tick]の長さとなります。

また、 演算子 + 及び ^(※#TieModeが1の場合のみ)により音長の加算、
演算子 - 及び ~ により音長の減算が可能です。

lengthを省略時は、lコマンドで指定した数値が適用されます。

Tai/Slur

&を記述する事で、タイ(次の音と繋げる)・スラー(次の音と滑らかに繋げる)を意味します。
音源ドライバー内部では、この音符ではKey-Off処理をせず、次の音符ではKey-On処理をしません。

Gatetime

ゲートタイム(実際に発音する長さ)を指定します。
指定した場合、q, uコマンドのゲートタイムに優先されます。
0はゲートタイム無効で、lengthの長さで発音します。

引数lengthと同様の指定が可能です。

内容(Contents)

音符を意味します。

ノイズチェンネルの仕様

ノートナンバーの下位4bitが音階として適用されます。
具体的には以下表の通りです。

notenote numbernoise frequency
o5c 0x30 o1a
o5c+0x31 o2a
o5d 0x32 o3a
o5d+0x33 o4d
o5e 0x34 o4a
o5f 0x35 o5d
o5f+0x36 o5a
o5g 0x37 o6c
o5g+0x38 o6f
o5a 0x39 o6a
o5a+0x3A o7d
o5b 0x3B o7a
o6c 0x3C o8a
o6c+0x3D o9a
o6d 0x3E o10a
o6d+0x3F o11a

注意(Notes)

lengthは、1~255[tick]の間に収めてください。
また、length0を指定しないでください。

例(Sample)

    c#4.         /* A dotted quarter note of Cis (Do-Sharp). */
    e1+2.-%1     /* Length = 96 + 48*1.5 - 1 = 167[tick] */