MML reference: Voice

定義(Define)

        @voice

引数(Inputs)

voice

音色を指定します。(Default: volume = 2 (APUノイズは0))

内容(Contents)

以下の通り、音色を指定します。
また、このコマンドにより、音色エンベロープが無効になります。

APU パルス波
0~3 (0=12.5% / 1=25% / 2=50% / 3=75%)
APU 三角波
音色エンベロープはありません。
APU ノイズ
0~1 (0=長周期 / 1=短周期)
APU ⊿PCM
音色エンベロープはありません。
FDS
0~63 モジュレータのゲイン(LFOの振幅)
VRC6 パルス波
0~7 (0=6.25% ~ 7=50%)
VRC6 SAW
音色エンベロープはありません。
VRC7
0~15 … 音色選択
32~47 … ユーザ音色ML(M) (32を減算した値)
48~63 … ユーザ音色ML(C) (48を減算した値)
64~127 … ユーザ音色TL (64を減算した値)
MMC5
0~3 (0=12.5% / 1=25% / 2=50% / 3=75%)
N16x
0~63 (指定数値の2倍のアドレスを音色波形にします。)
Sunsoft 5B
0~31 … ノイズ(値はノイズの周期です)
32~63 … トーン&ノイズ(値はノイズの周期です)
64 … トーン
96 … 無音

注意(Notes)

2A03の三角波では、音色指定はできません。

n16x (n160, n161, n162, n163) の場合は、別途@NSコマンドにて、サンプル長と同時に音色を選択可能です。
n16xの使い方は、別途、n16x (n160, n161, n162, n163) の使い方をご参照ください。

例(Sample)

    TR1 @2     /* voice = DT=50% */