MML reference: Rest

定義(Define)

        r(Mode)(length)(Tai|,Gatetime)
        w(Mode)(length)(Tai|,Gatetime)

引数(Inputs)

引数は全て省略可能です。

Mode

* …
Rmコマンドに従います。
= …
直前のノートのエンベロープ(音色・音量)を継続します。
+ …
直前のノートを、R@, Rvコマンドの値で鳴らします。
# …
直前のノートを、R@, Rvコマンドの値で鳴らします。
- …
強制的に、音量を0にします。

Length

長さ。
length分休符となります。
.を付与することで付点の長さを表現可能です。
この.は複数指定可能です。
付点のみを付けた場合は、lコマンドで指定した数値に付点が付いた音長となります。

数値の頭に%を記述した場合は、length[Tick]の長さとなります。

また、 演算子 + 及び ^(※#TieModeが1の場合のみ)により音長の加算、
演算子 - 及び ~ により音長の減算が可能です。

lengthを省略時は、lコマンドで指定した数値が適用されます。

Tai

&を記述する事で、タイ(次の音と繋げる)を意味します。
直前のノートで&を指定した場合に意味があります。
音源ドライバー内部では、この音符ではKey-Off処理をせず、次の音符ではKey-On処理をしません。

Gatetime

ゲートタイムを指定します。
直前のノートで&を指定した場合に意味があります。
実際に発音する長さはGatetime分音符と同等の長さになります。
指定した場合、q, uコマンドのゲートタイムに優先されます。

引数lengthと同様の指定が可能です。

内容(Contents)

休符を意味します。

注意(Notes)

lengthは、1~255[tick]の間に収めてください。
また、length0を指定しないでください。

例(Sample)

    r1     /* whole rest. */